もはや、二者択一のキャリアの時代ではありません。これからの時代、僕らからの提案は「AND」で行こうよ、です。ライスワークの一本道ではなく、ライフワークを持って、両方やる人生、キャリア。それがぼくらの目指す「AND」キャリアです。
出典 《「キャリア未来地図」の描き方 》 より転用
「ライスワークとライフワーク」見つけました。 最初に「ライスワーク、ライフワーク」という言葉に出会ったのはまた別のところですが、この本が最初なんでしょうか? ちょっとわかりませんが、レビューをみて、さっそくアマゾンで注文。素晴らしい!
原尻淳一 千葉智之 共著 ダイアモンド社から2013年1月13日に出版されていました。
8年くらい前に出版された本ですが、アマゾンなどでまだ売られています。
この本の中では、性急に、夢を追いかかけて、今ある安定した会社を辞めるべきではない、あくまで「AND」のキャリア、本当にやりたい事の実現。それはお金に換えられないものかもしれないが、一生好きで続けられる事。ライスワークとライフワークの二輪走行を提唱しています。一般的に言葉から想像される、「あなたは、どちらをしているか?ライスワーク?ライフワーク?、どちらが貴重?」と言った事とは違うようですね。
第二章では、「消費」する人から「創造」する人へのシフトとあります。ライスワーク、ライフワークともに、消費者領域から、創造者領域にシフトへ。ライスワーク、ライフワーク両輪走行でどちらも充実させる。特技と創造を高めていく過程で、でお互いが相乗効果を生み出し、自分の中から、単なる「参加、消費」から「主催、創造」に移行して行こうというものです。
「コレマタ」の中のテーマの一つ、となるのもここら辺です。この本では、まだ少し若いうちに、ライスワーク、ライフワークの二元進行を「AND」キャリアとして推奨啓発しています。
「コレマタ」では、何十年、「どっぷり会社人人生につかって雁字搦め」、この本の中でいう、ライフワーク、自分に合った好きなものを見いだせず高められず、もうすぐ退職、離職、定年、といった会社人人生一筋でもう後がない。「もうすでに手遅れ」「何かやってみたい、やりた事はあるけど」「何をしていいかわからない」「いまさら自分に何を」と思っている人。そうではなく、今からでも何かやってみよう。そしてできれば退職を機に、思い切って「ライスワークとライフワーク、一致した仕事ができれば」。というところを前向きに、個々の適正をもとにそれぞれが自分に合ったものを発見。暗中模索から一歩踏み出し、行動、そして実現、というのがテーマとなります。
さて、この《「キャリア未来地図」の描き方》現在の仕事が充実している20代~の人はもちろん、充実しない、なんだか行き詰っている、転職したいと思っている中間層。はたまた、今さら遅い、若い人のための本、両立できる人のためのもの、もう少し早くから知っていれば・・・。と考えているリタイア目前のあなた。ちょっと意外で新たな発見があるかもしれません。自分の意識を改革新たな目覚、覚醒めのためにも、「いやいやまだまだ、今からでも遅くない」、「何となく今は霞んでハッキリしないけど、何かをつかんでトライしたい」という方、これからの自分の方向を考える一助として一読お勧めです。