偉人名言

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偉人名言

マハトマ・ガンジーの名言

あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。それをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである。

 一般的に言われる偉人としての功績とは裏腹に、裏では色々と黒い噂を囁かれるガンジー。だが、全ての、歴史やニュースには、FactとFake、がある。勝者によってゆがめられ書き換えられた歴史の中の史実と云われる嘘。時の政権支配者によって喧伝される、ニュースといわれるプロパガンダ。何であれ、判断するのは自分自身。それによって、見つめる方向は180°変わってどう動くかは、自己責任。ただ、偉人といわれる人物のいった名言格言には、やはり一定の真理がある。しかしながらそれも、どんな言葉をどう受け止めるかは、その時の個々の置かれた立場、感受性、背景などが作用することもあり、別の時に改めて見直すと、また違った見方ができる時がある。いずれにせよ時を超えて普遍的なもの、どんな時でも公正な真贋見抜ける眼を持ちたいものだ。

 ガンジーは1948年1月30日 凶弾に倒れるが、今から74年も前のことだ。そんな前に今に通じる言葉を残している。この名言の中での世界とは文字通り当時の全世界の"世の中”であり、これを現代に照らし合わせると、全世界の社会情勢、政治経済は勿論、それらを取り巻くメディアによる情報のこととなるであろう。朝から晩まで繰り返し喧伝される同じ言葉。ややもすると自分を見失いがちになる今。本当に大切な貴重なものが見つけにくいなか、ガンジーのこの言葉に出会えたのは幸運である。全てがめんどくさく、言われるまま、右を向いて左を向いているうちに、時に易きに流され自分を見失うことがある。情報に振り回され、そのまま鵜呑みにしていると、ここはどこ?私は誰? の思考停止状態になる。自分を見失わないためにも留めておきたい言葉である。

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